今日はオンライン学習サービスの「リンダドットコム」を紹介します。
私も、昨年からスタンダードプラン(¥900/月)の有料会員として活用しています。
実は以前オンライン学習サービスのschooにも有料会員で入っていたのですが、退会しました。
なぜschooを退会し、リンダドットコムを続けているのか?その理由も説明いたします。
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リンダドットコム(lynda.com)は世界最強の動画学習サービス
lynda.comとは世界中で会員が400万人以上いるアメリカのオンライン学習サービスです。
昨年から日本語版がスタートしました。
現在は主にプログラミングなどのweb関係のものから、photoshopを用いた画像編集などPCで操作できるもののレッスンがメインのようです。
本国のリンダドットコムでは一眼レフを用いた写真のとり方等、趣味のジャンルも広くカバーしているようです。
動画でプロがわかりやすくそのジャンルを解説!
講師は日本人でそのジャンルのプロの方です。(ちなみに「PHP入門」の講師は私も持っている「よくわかるPHPの教科書」の著者たにぐちまこと先生です。(ちなみに私は趣味でプログラミングを学んでいる、日曜プログラマーです。)
動画と音声で、一コマ6分程度のレクチャーが受けられます。
有料会員の私が感じた日本版「lynda.jp」のここがよかった!
レッスンがどっさりある!
こういうサービスでありがちなのが、「30分くらいでさわりだけ教えるからあとは各自で
本を買って勉強してね〜」というスタイル。
リンダドットコムは違います。
「はじめてのHTML&CSSの入門」だけでも38ビデオ(3時間35分)もあります。
がっつり、大盛りで学べます。
動画だと書籍での独学より頭に入りやすい。
通常「独学」というと本なり、ウェブサイトなりで文章を目で追って、情報を学んでいく作業です。実はこれって結構疲れるんですよね。初めて学習するジャンルだとなおさらで、知らない言葉がたくさん登場するのもも大きなストレスです。
この点動画の「講義スタイル」だと比較的すんなり頭に入っていきます。
眼と耳から情報を得られますので、理解力が高まります。
知らない言葉が出てきても、そこで立ち止まらずに、授業内容の「全体感」がつかめます。未知のジャンルの学習初期は、この「全体感」(自分は今どこの、どんなポイントを学んでいるのか?)をつかむことが何より大事だと思います。
全体感をつかむことが「やっぱり難しい!→勉強やーめた!」を予防する鍵になります。
一コマ6分程度なのがよい。
授業の動画は一コマ6分程度です。この時間設定がかなりグッドです。というは、電車での移動中など、スキマ時間に視聴できるからです。(リンダドットコムはIphoneの専用アプリでも視聴できます】
一コマ30分だとどうしても、見るのに気が重くなりますよね。6分程度なら「ちょっと見てみるか!」と気持ち的にもアクセスしやすいです。
コスパがよい。だってweb関係の本は入門書でも高いから、、、
私は月額900円のスタンダードプランに入っています。
私はプログラミングに興味があり、以前は書籍で入門書を購入し、勉強していました。
ただウェブ関係の本ってけっこう値段が高いのです。HTML入門書でも普通に2500円くらいします。(入門書によくあるかわいいイラストつきのものでも普通に高いです。)
最初は「wordpressって一体なんだろう??ちょっと知ってみたいな〜」くらいの気持ちなので、
月一定額で体系的にまとまった動画が見放題なのはとても助かりました。
リンダドットコムの「もっとっこうしてほしい」!
よいポイントを書きましたが、もっとこうしてほしいというポイントもあります。
有料会員だし、ユーザーとしてレビューを書いてみますね。
デスクトップバージョンにも動画早送り機能をつけてほしい!
youtubeやブルーレイレコーダー等である、速度×1.25、×1.5といった早送り機能です。
Iphoneアプリの方ではできますが、デスクトップで視聴するとできないようです。
デスクトップの大きな画面で復習用に1.2倍速で見たいので、対応してくれたらなと思います。
もっと「趣味ジャンル」を増やしてほしい!
本国のサイトでは「一眼レフを使った写真の取り方のコツ」や「作曲」なんていうコースまであるみたいです。
本家みたいに日本バージョンにも、もっともっと趣味ジャンルが増えると嬉しいです。
今後の有料会員の推移次第でしょうか?
私がschooの有料会員をやめたわけ
私は以前schooというオンライン学習サービスに入会していました。(たしか当時は500円/月だったかな??)
schooはそのジャンルの旬な人が来て、横にいるアナウンサーの女性とのトーク形式で進んでいきます。(今はわかりません。当時はそうでした)
さらにライブなら授業中ツイッターで本人に直接質問することができる!というすごいサービスでした。
ただ、個人的には思ったのです。これってほんとうの意味での私のような入門者(=やる気はある素人)向けではないなぁ、、と。
ツイッターで飛んで来る質問も、けっこうマニアックでした。(私なんかは素人すぎて質問の意味すらわからないものもありました)
ある程度見識がある方にとっては第一線のかたに直接質問できるのですから、最高のサービスだと思います。
ただ、わたしのような「素人」には若干敷居が高く感じましたし、アナウンサーの方との対談形式というスタイルも少し冗長に感じました。
そして思ったのです。
ビギナーには学習初期にとにかく問答無用で全体感を頭に叩き込むことが大切なのではないかと。
初期学習は理屈抜きで頭に「全体感」を叩きこむ!Lynda.jpは最適!
わかる、分からないにかかわらずザーッととにかく全体像を頭に入れる。そうすると「?」がたくさん生まれます。
その後に「?」を潰していくと学習効果が飛躍的に高まります。
リンダドットコムの動画はそういった学習に最適です。早回しで繰り返し観れます。
「動画」は受け身のメディアといわれます。「受け身の学習」というとネガティブな印象がありますが、未知のジャンルを学ぶ最初期にはそういった講義形式の受け身の学習が向いているのではないかと個人的には思います。
とにかくわかる分からないにかかわらず、そのジャンルの動画をすべて見てみる。
そのジャンルの全体感をつかんでおきたい。興味があるジャンルの学習最初期にはリンダドットコムはよいと感じました。
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